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勝ち残るための生産業務改革

      2016/10/20

勝ち残るための生産業務改革
国内の景気は緩やかな回復基調にあり企業収益の改善が進むものの、製造業を取り巻く環境はまだまだ厳しく変化する外部環境への対応が必要です。
そのためには高付加価値製品を生み出す方法もありますが、圧倒的な生産性で競争力を高めることが重要ではないでしょうか。

圧倒的な生産性を実現するには、工程別の作業実績や在庫をリアルタイムかつリアリティーをもって把握し、モノ・人・コストを可視化することが重要です。
可視化が進むことで迅速な経営判断が可能かつサプライチェーン全体の最適化が進みます。

さて物流の専門家の弊社が、生産についてお話しすることを不思議に思われる方もいらっしゃるかと思います。
実は我々は物流と生産を突き詰めていけば、本質的には同じだと考えています。
それはどちらの活動も「移動・加工・保管・包装・荷役・情報」からなり、それぞれのウエイトが異なるだけだからです。

そのため生産分野の改善は物流分野のノウハウが十分に活用でき、特にEXCELで管理されている中堅企業には有効です。
また物流事業において、流通加工は生産の一部と考えれば今より幅広い業務を取り込むことができ、ビジネスが拡大できると言えます。
このような考え方を基に、弊社の取組み事例を交えて生産業務改革への新たなアプローチを提言します。

【アジェンダ】

13:00 受付開始
13:30 開会挨拶
13:40~15:10 SCM革新こそが、ものづくり企業の業績向上の秘策
より厳しさを増してきたグローバル競争時代。
企業生き残りのため、求められるサプライチェーンは、いかにあるべきか。
部門内の課題のみではなく、全社でのリーダーシップを取り、全社最適化の視点で課題解決を行うSCM革新について、在庫適正化、生産管理システム再構築、物流コストダウンなどの改革事例や最新のツール活用事例、IoT事例など実践的な手法を交えて、ご紹介致します。

日本能率協会コンサルティング サプライチェーン革新センター
センター長 シニア・コンサルタント 茂木龍哉 氏

休憩

15:25~16:25 物流ノウハウを取り入れた生産業務の改革
生産業務の改革にはリアルタイムかつリアリティーな生産現場の可視化が重要です。
モノや人の動きを把握する物流工程管理と工程別の在庫管理により、生産計画や生産作業の最適化が図れます。
さらに製造拠点や商品ごとの正確なコストを把握することで、迅速な経営判断が図れます。

本セッションでは取組み事例を交えて、物流ノウハウを取り入れた生産業務の改革アプローチをご紹介します。

セイノー情報サービス システム開発部 LLPチーム 課長 駒板登

【お問合せ先】

セイノー情報サービス セミナー事務局
TEL:0584-77-2327 FAX:0584-77-2312
E-mail:seminar@sis.seino.co.jp
http://www.sbbit.jp/eventinfo/detail/37930

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