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丸運 Research Memo(2):創業125年を迎える老舗物流企業

   

丸運 Research Memo(2):創業125年を迎える老舗物流企業
丸運 Research Memo(2):創業125年を迎える老舗物流企業
■会社の概要・沿革 1. 沿革 丸運の創業は1892年9月で、2017年で125年目を迎える。「利他自利(他人のために利益を図ることによって、初めて自らも利益を得ることができる)」という創業者スピリットのもとで、今日まで、明治、大正、昭和、平成と連綿と経営を続けた運送業の老舗であり、幾たびかの困難を乗り切り発展を遂げてきた。 この創業者スピリットを発展的に継承した「お客さまの物流ソリューションを最高の品質と創造力で革新し社会の発展に貢献します」という新たなミッションを加え、同時に「コンプライアンス行動の最優先」、「環境マインドの醸成とサスティナブルな社会づくり」、「安全品質の追求」などにも取り組む丸運グループ経営理念を2015年12月に掲げた。 総合物流企業として、北海道から九州まで物流センターをはじめ、幅広い範囲で保管、輸送の拠点を持ち顧客のニーズに応えている。また、海外でも、中国に丸運国際貨運代理(上海)有限公司、丸運安科迅物流(常州)有限公司、丸運物流(天津)有限公司と3つの拠点を有するほか、2017年8月に丸運物流ベトナムを現地法人化した。中国やベトナムでビジネスを行う日系企業をロジスティクスの面で支えている。 物流企業は、宅配便を中心としたヤマト運輸(株)を代表とするBtoCをメインの事業とする企業と、企業物流のサポートを中心とするBtoBの企業に大別することができるが、同社は後者に属する。 なかでも、同社はJXTG系列であることから、石油や石油製品に関連する輸送ビジネスの構成比が高い。セグメント別で見ると、石油輸送が25.9%、潤滑油・化成品が10.2%と、この2つのセグメントで3分の1を優に超す。ただ、最も構成比率が高いのは貨物輸送の49.9%で、一般的なトラック貨物輸送などが中核だ。このほか、国際貨物(直近の構成比12.5%)、流通貨物(同1.4%)も加えた5つのセグメントで構成されている。 2. 事業の概要 以下、セグメントをさらに詳細に分けた、個々の事業について紹介する。 貨物輸送が営業収益全体の約半数を占めているが、同社が展開する貨物輸送の分野は幅広い。輸送するだけではなく、倉庫などの保管業務なども手掛ける。 (1) トラック輸送 自社配送網と提携先を駆使、1つの配送業者と契約するのに比べ、安価で安全、確実、迅速なサービス提供している。「共同輸送(全国配送)」のほか、請求書や証明書等ビジネスレター(信書)を安全・確実に届ける「特定信書便輸送」など、グループ会社や協力会社を含め、全国に展開するきめ細かなネットワークで、顧客のニーズに合うようビ&
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